meihanaのこと


meihanaは2021年に、ものづくりのまち東京・墨田の小さな古民家の一室を拠点にオンラインでスタートしました。

日本の文化を世界に広めたいとの思いから、2022年にはフランスで開催されたJapan Expo Paris、2024年にはカナダで開催されたバンクーバーファッションウィークに出展。

洋服に使っている素材は、手ぬぐいや着物・風呂敷・大漁旗・のぼり旗など古くから人々の生活の中で親しまれた和の布です。

着物リメイクはドレスや特別な日に着るものであったり、普段着では地味な柄が多いイメージですが、meihanaではポップで華やかな子供用着物をメインに使い、なるべくご自宅でお手入れができるカジュアルなアイテムを意識しています。

たくさん使い込まれたものや順番を待ったまま陽の目を見ずに眠っていたもの、見る人が見れば廃棄するような破れや汚れ、色移りがあったりもします。

長い年月を生きてきた布たちが今も残っていてくれたことに感謝と敬意を込めて、今また新しい時代に誰かのお気に入りとして大切にしてもらえるようにアップサイクルという形で再び命を吹き込んでいます。

日本の古布でありながら古すぎず和風すぎず、普段着として着られる着物リメイクや若者向けにもおすすめできる現代に溶け込むようなデザインを目指しています。

全ての作業をひとりでこなしているため、オンラインストアの更新が滞ることもございますが、オーダーでの製作は随時お受けしております。

また、掲載していない在庫品の写真を見たい、着物リメイクしてくれる店を探している、ご自身のお気に入りの生地と組み合わせて何か作ってほしいなどのご要望がありましたらお問合せやインスタグラムのメッセージからお気軽にご連絡ください。

 

●染めのこと

日本手ぬぐいの柿渋染め Kakishibu Dyeing of Japanese Tenugui Towels

 

多くの布は柿渋で染めています。

柿渋とは日本に古くからある渋柿を長い時間熟成させて作る天然の染料です。

何度も重ねて染めることで色を濃くしたり、鉄の媒染剤でグレーにしたり

meihanaの洋服づくりに欠かせない天然の染料です。

柿渋ならではの経年による色の変化もお楽しみください。